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平政の守山教会ニュース
森のうた

守山教会
聖堂正面のステンドグラス「復活」 島田章三原画
カトリック守山教会 2011年12月撮影

カトリック守山(もりやま)教会
〒 463-0010
愛知県名古屋市守山区翠松園三丁目919番地

名鉄瀬戸線「大森・金城学院前」駅で下車、
金城学院大学のキャンパスを南北に貫く市道の坂道を
のぼりきると突き当たりに出る。右に曲がり、
すぐ左手の坂道を下ると教会。徒歩約15分。


初金ミサ 第一金曜日 朝10時半~ (ラテン語聖歌)
主日ミサ 日曜日 朝10時~ (日本語聖歌)
平日ミサ 月曜~土曜 朝6時半~ (初金の日は除く)

その他のミサの日程は教会へお問い合わせください。
電話/ファックス: 052-792-4429

主任司祭 : 平田 政信
( 2002年1月から2013年6月まで守山教会主任司祭。
2013年7月、異動により小牧教会へ着任しました。)
平田神父とバス停「平田」
この写真の記事(森のうた 39号)

(聖歌) TU ES SACERDOS 汝は永遠の司祭なり



アルマンド神父 神をほめうたう
Preghiera, F.P.Tosti
歌詞


バチカン最後のカストラート、モレスキーによる Preghiera。
(アルマンド神父の歌は楽譜上部の画像をクリックしてください。)



*** 守山教会ニュース「森のうた」より 主任司祭 平田政信 ***

■ 守山教会 森のうた 号外:2013年6月

守山教会での最後のミサ

森のうた 号外
守山教会 森のうた 号外 2013年6月特集号

 6月30日が守山教会での主任司祭としての最後のミサになります。7月7日は、新たに任命された小牧教会での最初の日曜日のミサを捧げる事になります。

 この守山教会に転任して来たのは、冬の1月でした。今回はもう初夏の季節になります。普通は年度変わりですが、色々の事情のため、僕は前回と同じく変則的です。その事は役員さんに話しています。

 守山教会に来て10年と少し。その間も、聖母幼稚園の継続、休園、廃園の問題がありました。そのたびの手続きとかで、皆さんには不便をかけました。でも2年の守山教会専従の時間があったのに、何の司牧チャレンジをしませんでした。反省です。再び教区事務所の仕事を命じられ、教会を留守にする事になりました。

 「論語」の中から「吾十有五而志于学。三十而立。四十而不惑。五十而知天命。六十而耳従。七十而従心所欲、不踰矩。」と。

 僕も還暦過ぎて、「六十而耳従」との言葉に従って生活しなければと思います。

 守山教会での皆さんとの関わりの中で、「天命を知る」との経験を理解したと思いました、が今は一時的な事として忘れてしまいがちです。祈りの中では、「この身をあなたに委ねます。思いのままになさってください」(フーコーの祈り)と祈っていますが。還暦をお祝いしていただいた昨年、もう「耳従」でしょう。

 小牧教会に行きました折、守山教会の人々のご忠告を大事に心に留めて、聖務にはげみたいと思います。


守山教会の思い出 2010年元旦撮影
守山教会の思い出 2010年元旦撮影

守山教会の思い出 2011年11月撮影

守山教会の思い出 2011年11月撮影
守山教会の思い出 2011年11月撮影



■ 2013年 5・6月 号外

転勤、異動、転任

小笠原村の沈船を背景に僕の写真
小笠原村の沈船を背景に僕の写真(24歳当時)
大学で哲学課程を終わったあと、神学課程に進学する前の2年間の
社会体験の期間中、そのうちの一年間を小笠原村で過ごしました。

 教会の中では「異動、転任」と言う言葉が使われていると思います。僕の今回の七月の「異動」はもう発表されていますが、その事で、次に来られる平澤神父さんと共にいらっしゃった二人の信者さんを交えて守山教会の建物について、エレベータ、司祭館内部、例えば台所、本棚、もちろんお御堂も案内しました。引越しのお手伝いの参考にと言う事の為でした。お二人の信者さんには感謝です。平澤神父様もお歳なのでよろしくお願いできればと思います。

名古屋教区事務所、太田神父様が育てているアカンサスの花
名古屋教区事務所、太田神父様が育てているアカンサスの花


守山教会、上の写真の親から分けてもらった子のアカンサスの花
守山教会、上の写真の親から分けてもらった子のアカンサスの花

 今年も、「祈りの会」が終わって何時ものようにお昼の食事を皆で頂いたあと、午後から皆さんと共に、王子製紙のバラ園に行きました。

 昨日より日差しがなく楽しく鑑賞できました。今年は花の匂いが強いように思いました。沢山さんの所からの「デイ・ケアー」の車と、車いすに乗っている人たちと、歩ける人をお世話している若者の職員で一杯でした。

 僕の関心はFr.太田が育て始めた「ヨハネ・パウロ二世」の名のバラがあるかと探しながらの散策でした。で、後日、太田神父様に聞いたところ、「ヨハネ・パウロ二世」の名のバラは難しく「枯らして」しまったとの事でした。

チャレンジを願うかな。

YouTube: メリー・ジェーン Mary Jane On My Mind/Hiro Tsunoda

 今日5月24日、中学・高校生の時の同級生に久しぶりに会いに行きました。千種駅から近い所ですが車で行きましたので、駅から歩いて何分とは分かりません。が、河合塾に通う子たちが昼食に来てくれるそうです。自宅を改修して5月初めに開店のランチもありのコーヒ屋さんです。

 僕の異動の話、沢山の介護老人たち話、そして今日は目的の大学へと目指す塾生たちの話。彼は僕とは違う南山大学の卒業ですが、今は同じく昨年還暦を迎えた人。彼も新たな冒険かな、体力の方でお互いぼちぼちと確認しあいました。

「異動、転任」について考え、新しい冒険かなと思いながら聞いた音
FITZCARRALDO (Luciano Pavarotti - i puritani)



■ No.78 2013年 5・6月号

「人事異動」辞令

潮干狩り 2013年4月27日
4月に2回、潮干狩りに行きました。(写真:2013年4月27日)


YouTube: 尾崎紀世彦 「五月のバラ」


 四月のサクラ、五月のバラ、そしてその間にチューリップ。「春だな、と」思う。

 でも今年は?? 季節が過ぎて7月1日付けで僕は小牧教会に異動になります。また改めてお知らせします。教区ニュース5月号に記載です。

 4月に二回、潮干狩りに行きました。初めは4月13日(土)です。主税町の人たちと共に行き、楽しい時間でした。4月15日は僕の誕生日ですが、14日(日)に教会ではミサ後にお祝いする予定でした。その為に頑張り、日曜日には皆さん共においしく頂きました。

 いま教会の暦では「復活節」を過ごしています。聖霊降臨の祭日(5月19日)で終わります。そしてこの後一年間は「C」年ですので、ルカ福音書を通してイエス様の生涯と共に日々過ごして行きます。

 「復活徹夜祭の福音」では、他の福音書とは違い、聖なる婦人たちの名の中に「彼女たちとともにいたその他の婦人たち」(ルカ8:3)と書かれています。イエスの死の時、「イエスを知っていたすべての人のたちと、ガリラヤから従って来た婦人たちとは、遠くに立って、これらの事を見ていた」(ルカ23:49)。

 女性の男性とは違う感性を記録していると思います。女性の当時の言葉、意見等、見向きもされなかった時代の事ですが、ルカさんは記録に残しました。

 教会の経済的な細やかさを気にするのは男性、でも実際に教会の人と関わりには女性の「母性力」と言うか、その辺の力は凄いと思います。


教区事務所 2013年4月16日撮影
太田神父様が育てているチューリップ 2013年4月16日撮影


教区事務所 2013年4月2日撮影
太田神父様が手入れしている教区事務所の花壇 2013年4月2日撮影


YouTube: Mike Oldfield - Montreux 1981 - Tubular Bells part 1a
 マイク・オールドフィールド チューブラーベルズ part 1a



■ No.77 2013年 3・4月号

四旬節、十字架の道行

僕の前任地の教会での十字架の道行を思い起こしました。カトリック聖歌集「546」番。そしてついでに上の曲。あんまり他の小教区の信者さん達には関係ないかもしれません。

スタバト・マーテル


僕は福岡県の三井郡大刀洗町で生まれ、小学校は『本郷小学校』を卒業しました。中学は名古屋市内で生きています。で。「グリン.グリン.グラス.オブ.ホーム」


僕の田舎の教会を思い起こしました。

今年も四旬節が始まりました。教会が薦める三つの事。祈り、節制食、愛の行為(善行)をこの期間40日するように話します。僕はその時、理解できませんでした。当時小さな頃でした。でも人には優しくしなくてはと思いました。

四旬節の暦のなかで過ごしている私たちです。

「カバリアルスチカーナー」のお母の気持があります。母親の気持ちは神様の気持ちと同じだと受け取りました。

『何故』、『何故』と神様は思い、人々はそれに反して先の「カバリアルスチカーナー」オペラの母親になります。

この曲は「もりの歌」のどこのページで紹介したと思います。

四月になると守山教会を囲む周辺の木々は、皆さんにとりいろんな意味の慰めを与えてくれると思います。




教区事務所・玄関前 太田神父様の育てているクリスマスローズ
教区事務所 クリスマスローズ


教区事務所・玄関前 太田神父様の育てている「ぼけの花」
教区事務所 ぼけの花




■ No.76 2013年 1・2月号

『クリスマスと新年おめでとうございます。』

守山教会 2012年12月
守山教会正面 クリスマスの電飾

物語とかその内容とか関係なしに2013年の一年をこの音に励まされて過ごしたいと思います。

ナブッコ
(YouTube: 以下のリンクをクリックしてご覧ください。)
Giuseppe Verdi - Aida - Marcia Trionfale (Triumphal March)


「禁酒、禁煙」でも、『1タバコは死の姿をほうふつとさせ、お前もタバコと同じだよ2煙が空へとたちまち消えてゆくことが、あとに残るのはただ灰ばかり3だから祈りをこめてタバコをふかす。』(J.S.バッハ)から。

お酒も煙草もほどほどに気を付けています。

たばこの写真

僕は満60歳になって「私学共済年金」と「国民保健年金」の年金を申請しました。

今現在二つの所から振り込みがありました。

この選択には色々意見があると思いますが、「がん」をいただいた僕としては、親父も「がん」で67歳の時天国へ。僕も長生きしないのではとの思いがあります。

先のクリスマス、年末を過す中で色々の人の「死」を思い起こしました。

特に司祭たちの死を。

そして世界中の人々の死を。

YouTube: 浅川マキ「赤い橋」


でも僕は希望がなく絶望しません。何故なら信仰を持っているからです。

クリスマス前、待降節を過ごす中でいつも救い主イエズス・キリストの誕生を思い起こしながら過ごしました。そしてそれは永遠の命へのつながりへと続く事を深く思いました。それで今、与えられた命を希望を持って生きて行く事が僕の仕事かと思いました。

そんな気持ちも込めてナブッコの音を聞きました。


守山教会の紅葉
守山教会の紅葉 2012年



終わりにババロッティのお弟子さんのボッチェリの音を聞いて。

YouTube: アンデレア ボッチェリ






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